フォグ付けると下品だしじゃなくて・・・おとなしい雰囲気にしときたいし、冷却口狭くなるしイヤだしぃ。
で、中古でヘッドライトの強化ハーネスとホントの100[W]バルブを入手してきました。
現在主流になってるのは、55[W]なのに100[W]なみの明るさドーピングバルブ。これは封入ガスに特殊なものを使って明るくしてるようです(詳しくは知らない・・・)。でも、消費が変わらないんだから、明るさって言っても色温度が白くなってるだけで光量的には変わってないんじゃない?ってのと昔のハーネス&ホントの100[W]バルブはもっと明るかった!って印象があるんで、前から一度比べてみたかったです。
ハーネスって簡単に言うと、ただの太い電線とリレーです(^-^)
100[W]バルブを使うと55[W]に比べて約倍の電流が流れますので、純正の電線が細い場合&純正のリレーの対応電流が小さい場合、電線の焼損やリレーの焼き付きが起きる可能性があります。だからワッテージ上げる時は強化ハーネスね。
ハーネスを換えただけでも明るくなる・・・って話もあるんですが、これはよっぽど純正が貧弱な場合ですね。普通は電線やリレーが発熱しないように余裕を持たせてますんで、今時・・・いやNA6CEは今時の車じゃないけど(^-^)ゞ の車では明るくならないでしょうねぇ・・・。
100[W]バルブは「競技用です。公道では使用しないで下さい。」と書かれてます。かつて車検がうるさかった頃はダメだったでしょうね。今も光量測ってるはずだからダメだよね?=今のドーピングパルブは色が白いだけっての証明鴨?
対向車に迷惑なくらい明るかったら、元にもどそっと。
ハーネス取り付け方
ホントはなるべく純正の配線を使わないように、バッテリィかオルタネータ(発電機)から直接電源を取ります。バッテリィから引っ張るのは大変だし、3,000rpmも回ってれば電気の供給元はオルタネータです。バッテリィから引く意味は無いですね。
オルタネータですが、ショートしないようにプラスチックの端子カバーが付いてます(上左側画像)。でもココに付けると、このカバーは閉まらなくなるのよぉ。・・・うーん、で、フォグのとこでやったのと同じヒューズボックスから配線しました。
リレーはこんなとこにタイラップで締め締めしてます。
わりと隙間が無いんで、けっこう困ります。
バルブはいつものようにちょこちょこっと交換〜。
どう?
はて?ぉぃぉぃ。
これがハーネス付きの55[W]なのに100[W]バルブの明るさ。
写真じゃよくワカンナイですね (^_^ゞポリポリ
ちなみにハーネスの有りと無しでも比べてみましたが、全然変わりませんでした。
こっちがハーネス付きでホント100[W]バルブ。
う〜ん・・・写真じゃ解りませんね、(^_^)ハハハァ
。壁に照らした感じでは、ちょとだけ明るいような感じでした。
両方の写真共にオート露出のデジカメですが、ライトの範囲外で露出固定してから撮ってますです。
しかし、左目内側向きすぎだねん。
では、おしまい・・・ナンデヤネン( ^ o ^ )ノ☆/;^-^)ノ
え〜、深夜コソコソと走ってきました。結果・・・何やら足元は明るい。色見的にはドーピングパルブどさほど変わらないですが、なんて言えばいいのかな明るさに厚みがある感じ。明るさは変わってないんだけど、明るい部分が多いような・・・う〜ん、あんまり変わってないようで、なんか明るい!(爆)ふむ、ふむ、いい鴨〜ってとこです。
で、友人のNB8Cに乗ることがあったので比較してきました。
友人の車両は55Wなのに100Wの明るさという今風のバルブです。このバルブの色は確かに白く明るい感じを受けますが、ホントの100Wと比べると色が薄い感じ。光に厚みが無いんです(よく解らん表現〜)。
ホントの100Wは色的には黄色っぽいんですが、照射部分は周囲の暗いとこと同時に見ると目が追いつかない感じ。コリは実はカナリ明るい・・・。
考えてみると、ヘッドと補助灯を同時に焚いてるワッテージですからねぇ。やめれなくなってしまった。
今回は例によって中古部品で、中古部品屋さんと個人売買で手に入れたんで全部で¥4,000.-以下。この値段なら納得。
正規の値段なら、レイブリックのマルチリフレクタランプ体買う方が配光良いから明るいです(ただしバルブを直接見えないようにする金属のカバーが無いんで見る角度によってはちょっと迷惑)。
注意〜
- ほんとの100[W]バルブは温度がとっても上がるんで長時間停車中は消した方がいいよ〜とのことです。
- NBロドスタもそうだけど、プラスチックレンズのヘッドライトで100[W]バルブ入れるとレンズ溶けますドロロ〜。
- レンズカットが良い(CIBIEの丸玉)だと、上方の光がスッパリ切れちゃってるんで対向車には迷惑にならないみたいですが・・・(自信なし)。
- ON/OFFを繰り返すと標準ワッテージのバルブより切れ易いです。突入電流が大きいんでしかたないです。
でも、今時こんなんする人いないかな・・・・・・・・・・・
ちょいと脇道(^-^)
業界に詳しい方から最近のドーピングバルブについて教えてもらいました。Thanks!です。
もともとこのてのバルブは純正スペックの盲点をついたもので、大まかにいうとメーカーが最重視する寿命を犠牲にして明るくする方向にバルブのフィラメント、ガスなどの仕様を変えてます。
実際、光度も上がっているのですが100Wと同じ光量が出てるか?というと、そんなことはないです。
〇〇Wクラスの表示は決まった基準なく、各社独自の解釈で使ってます。
いうならば、〇〇Wのバルブに替えた時ぐらいに明るく”感じる”です。この感じるには色温度が関わっているのは確かですが、絶滅寸前のイエローバルブってものありますので、それだけでは無いです。
色温度表示(ケルビン)は明るさとは関係ありません。
白さを強調させる為にバルブにコーティングしたものがありますが、ガラスの透過率が落ちるので色が白くなるだけで光量は落ちます。で、100Wのバルブですが、付けると光量は確実に増えますが、発熱が多く、ランプによってはレンズが溶けることもあるので、注意が必要です。
NAのような標準丸2灯のガラスレンズは結構大丈夫ですが、樹脂もののヘッドランプでは60/55Wでギリギリという設計のものもあります。高効率バルブも、中には流れる電流を多少増やして明るくしているのもあったりするので、ものによってはやば〜い場合もあります!?
〇〇Wクラスの表示次第で売れ行きが変わるので、皆かなりきわどい線で商売してますね。中には売れればいいという無責任なメーカーもあるかもしれないので、気を付けてください。
背後に純正部品メーカーがいる会社のものは比較的信頼度が高いと思います。
12May2012追記
時々左目が消える症状が出てて、なかなか原因が解らなかったのですが、やっと頻発しだして原因判明。ハーネスのH4コネクタが接触不良を起こしてたようで溶けてました。
このH4コネクタ、4輪の量販店では全く見つけられないのですが、なぜか2輪の量販店では普通に売ってます。ドライバースタンド2輪館で購入。コネクタ付け替えで症状解消です。
溶けたコネクタ |
購入したコネクタに付け替え |
08Sep'12追記
そもそもが中古で、それを11年使えたので十分寿命ですね。
リレー部分にあるヒューズのコネクタが接触不良を起こしてたようで、リレーのヒューズ部分が溶けてます。車両火災はいやなので、即純正配線に戻しました。
で、リプレースならHID!になってる現在の状況で、まだまだ100WのH4バルブを使いたいので探してもらいました。
BOSCH等かつて見たメーカーは軒並み生産終了。
でも、1社だけ見つかりました。「IPF」というメーカーさんです。今のご時世で作ってくれてるだけで感謝。
捜索&発注はいつもお世話になってるMYWAYさんで。お値段は約¥9,000.-。
このIPFのハーネス、バルブのグランドがH4コネクタからの配線になってます。
リトラで引き回す制約が大きいのでちょっと困ったなと思ったのですが、リトラのモーターを固定しているネジが丁度うまい位置にあってそこへ共締め出来ました。
でですね、これが明るい!
純正配線で100W使ってたわけですが、それと較べればもちろんのこと、その前の状態のBOSCHのハーネスと較べても、明らかに明るいです。いつの間にか劣化が進んでたんでしょうね。コネクタの接触抵抗や諸々が悪くなっていたのだと思います。
いや、しかし、100W&ハーネスは、ほんと明るいです。
08Sep'12,12May'12,09Jan'02,28Dec'01,11Nov'01