3点シートベルトでバケットシート

 

バケットシートで3点ベルトを使うと 腰のサポート部分が高いので、うまく密着してベルトをすることが出来なくなりました。私は4?kgとスリムなナイスバディ(?)なんで、ベルトと腰の間にグーが入ります(^-^;)。
4点付ければいいんですが、ロールバー無しで4点していると横転時に体が逃げれない(>_<)と言う話があるため、ちょいと3点ベルトに小細工してみました。


ベルト側の改造

ベルト側の通し方 ベルト側は簡単です。
フロアに止っているベルトを外し、シートの腰部分のベルトホールを通して止め直すだけです。

今使っているNARニッケイのスポーツシートはベルトホールが細いので、通すにはベルト末端の金具類を一旦分解して通す必要がありました。ボルトには緩み止めのワッシャ類が付いているだけですので、簡単に手で回して外すだけですが、ベルト部分を首振り構造にするため、ややこしくワッシャが入っています。戻すときに間違わないように要注意。
  赤い矢印のようにベルトを通します。


キャッチ側の改造

キャッチ側はベルトをする時に押さえていなくても逃げないように中骨が入っているし、プラスチックの外皮も付いているので、そのままではシートのベルトホールを通せません。
で、分解してなんとかしました〜。

ベルトキャッチ部構成
図1. ベルトキャッチ部構成

キャッチ部は図1.のような部品構成になっています。

  1. フロアに止っているネジを緩めて、シートベルト装着警告ランプの配線のコネクタ(キャッチ側根元からケーブルが出て、フロアとの間にコネクタがあります)を外し車両から取り外します。
  2. 取り外したら、ネジ部分のワッシャを外して(順番を忘れないように〜)、ボルトを抜き取ります。
  3. キャッチ部分本体は、外皮の中に中骨とキャッチが接続された短いシートベルトが入っています。図では解り易いように並べて書いてありますが、2つ共に外皮の中に入っています。
    外皮とは図の赤い線で示した糸で縫い合わされていますので、この糸をベルトを傷付けないように!注意して切り、外皮からベルト付きキャッチと中骨を抜き取ります。
  4. 外皮と中骨は使いません。ベルト付きキャッチだけをシートのベルトホールに通し、ボルト類を付け戻します。
  5. フロアにしっかりボルトを止め直し、シートベルト警告コネクタを繋いで出来あがり〜。

上から覗いたとこ 妙にシートに合うベルトキャッチ
こんな感じ。キャッチはシートのベルトホールに嵌まったようになります。


4点と同じとこをベルトが通るわけですから、 腰への密着度合いGood!
ベルト側もシートに引っ掛かった状態となるので、乗りこんだ時に後の方まで手を伸ばさなくてもベルトが掴めるというオマケも付いてきます(ショルダーの出っ張りの大きいバケットではさらに超便利)。

細い・・・ ピッタリとフィット
腰が細くても大丈夫〜(^-^)Y  ジーンズは27インチで最近売ってない(-_-)

ただし...、シートが最前端までスライドしなくなりました。NA6CEはNA8Cと違いベルトキャッチの固定がフロアなので(NA8Cはシートレールのスライドする側に固定されている)、シートを前に出すとシートのベルトホールにベルトのキャッチが突っ張っちゃいます。致し方ないですねぇ。
私は身長16?cmで、肘が90°近く曲がる前目のポジション(友人に運転させると、まずシートは後へ動かされる)を好むので、普通の体格の人では問題無いと思いますけど...。
また、シートベルトをする時は、キャッチ側を手で押さえていないと出来ません。中骨抜いちゃってるからキャッチが逃げます(^-^;)。

今使っているシートレールはNA8C対応型なので、NA8Cのベルトのキャッチ側を移植すればスライドの問題は解決するかもしれません。ただ、そもそもNA8Cではキャッチ側の長さの関係で、この改造そのものが出来ない鴨?(未確認)。
NA6CEにしてもNA8Cにしてもシートの形状とキャッチの長さの関係で、出来たり出来なかったりする鴨?なので真似する時はよく確認してからしてね。

ちなみに、この改造をして何かあっても責任は取らないので、よろしくね〜。

 

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18Sep'99

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