ずっと君を支えてあげる（は～と）

（をぃをぃ）・・・で、 98000km程支えてもらって、ぼちぼち怪しくなってきたので、エンジンマウントを交換しました。

デフマウントはLSD装着時に強化品に交換しましたが、エンジンマウントは強化品にすると、振動（ビリビリビリリリリリ・・・・）と音（ガーーーーーーーーー）がひどくなるんで嫌いです（笑）。

どうせエンジンは触ってないのでたいしてパワーないし・・・と、純正品に交換しました。
　　　　　場所は奈良のお醤油屋さんこと
　　　　　「片上」さんとこを拝借。

ロードスターのパワー系統は、PPF（パワープラントフレーム）でエンジンからデフまでが直結されているので、エンジンマウント×２とデフマウント×２の４点で支持されてます（下図参照）。

エンジンマウントはエンジンの振動をボディに直接伝えないことを目的に、ゴム製でエンジンの左右に各１個づつあります。
ゴム製で振動を減衰させる物ですので、長期の使用で硬化したり（振動がひどくなる）、割れたり（エンジンの振れが大きくなる）します。

交換方法

エンジン側の金属マウント＋ゴム製のエンジンマウント＋ボディ側の金属のマウント＝今回取り外す必要があるものです。
この３つはエンジンマウントの左右面から生えているネジで止められているので、一体で取り外してからエンジンマウント部分だけを交換します。

左右それぞれを順番に（右を外す＆マウント交換＆再度取付け。左を外す＆マウント交換＆再度取付け。）行います。左右で同じ作業を２回行う事になります。

ボディ側のネジは１個所、エンジン側は３箇所。ボディ側を緩めてから、ガレージジャッキのカップ部分に当て板をして、外しているマウント側のオイルパン部分を支え緩めるエンジン側のネジにストレスがかからないようにします。

左の画像のジャッキ位置は失敗(-_-)。もっと斜めに力が加わってエンジンが傾くように、オイルパンの隅にかけるのが正解。

支えたらエンジン側のネジを緩めます。
ただしぃ、非常に奥まった部分にあるので、なが～～いエクステンションが必要です（今回は30cm程度のものを２段繋ぎました。画像参照）。

しかも、エクステンションのおかげで力がかけ辛い＆むちゃくちゃ硬く絞まってるので・・・泣き入ります～。

エンジン側のネジも外れたら、ジャッキを上げて行きエンジンを徐々に斜めにしていきます。エンジン後方上部の配管や各種補機類＆配管に無理な力が掛からないように、エンジンマウントのボディ側のネジが抜けるまで、持ち上げます。
マウントが抜けるようになったら、サス部分から手を突っ込んで抜き取ります。

エンジン側が硬くて外れない・・・。　　　やっと外れたとこ・・・。

右側のエンジンマウントです（エンジン側とエンジンマウント部が接合されている状態。ボディ側の金属のマウントは床に転がってる四角＆黒い奴）。

好きです日本酒フォークリフトの謎の穴（笑）　　こうやるとエンジンマウントがピッタリはまる(^-^)Y

エンジンマウントをフォークリフトの穴にはめて（笑）（万力とかで固定してね・・・）、エンジン側の金属マウント結合しているナットを緩めます。

後は逆手順で新品のエンジンマウントを組付けて、車両への取付けを行います。

注意点

結果は？

外したものは少々つぶれて歪んだ感じ。
ただし、良く見ると・・・・。

割れてる割れテル （^-^;）。けっこうすごい状態でした。

試走してみると 2ndへのシフトダウンが、とてもスム～ズ。 なんか無駄な動き（振動？）が無い感じ。レスポンスが上がったような気さえします。
たぶんつぶれて割れてるマウントでは無用な振動や、エンジンの振れによりボディの揺れが出ていたのでしょう。それが無くなったのでスム～ズに感じるみたい。

ATで停車してる時はDレンジのままなので、MTに比べてエンジンに負荷がかかっている関係上、エンジンの振動が明確に解ります。これまでは、この条件でリトラの左側が共振して前に止っている車を照らしている光がチリチリと揺れてたんですが、これも直りました。
アイドリングの振動が確実に減っているようで、オーディオのボリュームを上げているとエンジンが回ってるのかどうか、ちょこっと不安になるくらい（ ← ただし、たぶん、今までがひどかっただけで、普通のセダンなんかと比べると・・・（^-^;））。

毎度の事ながら、腕力が無いのでネジが緩まないのがネック(-_-)。エクステンション使うとさらに緩めづらいので疲れた・・・（って硬いとこは全部助けてもらったんだけどね）。

部品番号	部品名	必要数量	単価	合計金額
NA0139040A	エンジンラバー	2	￥2,210.-	￥4,420.-