エアコン直噴洗浄

エアコンの臭いの元は、 エバポレータ(エアコンのヒダヒダ)に溜まった汚れと結露した水分によってカビが発生するのが主原因だそうです。
で、車内でスプレーして内気循環にしたエアコンに吸いこませる噴霧方式の洗浄剤はよく売ってますよね。この方式って効いてるのかどうか??だったんですが、これなら完全(?)ってのが、オートメカニック誌に掲載されてました。
これは、ブロアモータ(送風ファン)とエバポレータの間の管に小さい穴開けて、パイプでムース状の洗浄剤を吹き込む(ファンでエバポレータに送られ洗浄できる)って方式(かなり強引)。
効きそうだけど、通販でわざわざ買ってまですることも無いよなぁ...で、忘れてました。

エアコン洗浄スプレー家庭用 夏も終り、近所のスーパーで家庭用エアコンの直噴型(?)洗浄剤が処分品になってたんで使えないかなぁと買ってみました。

「アース エアコン洗浄スプレー(抗菌コート剤配合)」¥処分価格(笑)って奴。当然、注意書きには「カーエアコン、天井埋込型エアコンには使用できません。」...。
まぁ、直接スプレーすれば使えるわけですから、車側を分解しました(^-^;)。
ダメだったら家のエアコンに使えばいいし...。

 


やってみました。

ブロアファン&エバポレータ パクゥと口を開けている部分は、助手席前方のグローブボックスを外したところです。解り易いように外してあります、って嘘(笑)。構造が良く解らなかったんで外しました。

ブロアファンとエバポレータのAssyが見えています。
最初はブロアファンのAssyを取り外せないかなぁ?と思ってたんですが、どうも無理みたい。

(以下の作業は、グローブボックスを外さなくても出来ます。外した方が見やすいけど)


ダクトの隙間 ブロアファンのAssyとエバポレータのAssyはダクトで繋がれているのですが、間を繋ぐ金具はネジ止めじゃなくワンタッチの金具でパチンと開きます。

つまり、大掛かりな撤去を行わない場合、使える隙間はココだけ。


スプレーグリスのノズル 今回買ってきた家庭用のエアコン洗浄スプレーに付いていたノズルは大きくて、この隙間から噴き込むことができません。
で、付いてきたノズルはむしり取って代わりにCRCやスプレーグリスのパイプ付きノズルをちょっとだけ拝借します。

家庭用の洗浄スプレーにもパイプ付きノズルのものがありますから、それを買えばそのまま使えますけどね(^-^)。



補足情報

最初にやった時はスプレーグリス用の延長パイプが一体型のもの(上記画像)を使ったのですが、'00年4月に買った3台目のロードスタに実施した時に、CRC5-56のパイプ差し込み式のノズルを使ったところ・・・エアコン洗浄剤の圧力に負けてパイプがエバポレータの中に飛んじゃいました(笑)。面倒なんで、そのまま(爆)。
手で押えるとか、気をつけて下さいね。


 

とりあえず噴きまくり むふふ(^-^)。あとは思う存分吹き込むだけ!。パイプをあっちこっち向けながら、ブシュブシュ吹きましょう。

ブロアファンは回さずに行いましたが、回した方が洗浄剤の回りが良いかもしれません。


廃液 ドレンから出てきた廃液。画像では見えませんが、黒い粒みたいなのや、汚れが浮いてます。




以上終り〜。簡単でしょ!さすがに直噴だけあってカー用品店で売っている噴霧式のものより、効果はバッチリです。さぁ在庫処分しているスーパーへ走ろう!(笑)。

で〜〜も、季節外れなネタだよね(^^ゞポリポリ。 ← これ書いたのは11月(爆)

 

最近オートメカニック誌に同じ方法が紹介されてた!って教えてもらいました。ふふ、うちがオリジナル(^_^)えっへん。
雑誌にマネされるようになればホンモノだねぇ〜って、たいした内容ではないということは言わないように(^ ^;

 


掲示板に書き込みを貰いました(^ ^)
エアコンユニット  投稿者:fk@佐賀  投稿日: 2006年2月18日(土)19時06分55秒
  今日部品取り車をバラシたので、このパーツは普通は余り目にしないと思うので貼りました。

 内部はこんなになってます。(左側がエンジン側です)

 エアコン洗浄時にはこれで内部をイメージして噴射してください。





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