開け閉めを繰り返していると・・・いつも々とこが折れるので、ちいさい穴や切れが出来ちゃいます。
ホントはそれくらいになると、全部張り替える時期なんだけどね(^
^;
まぁ、それでも勿体無いエコな精神(爆)で、プチッと補修する方法〜。でも、オープンカーで幌がへたばってると、微妙にやつれた感じが出ちゃうので、そこそこで幌は張り替えたいですよね〜。うーん、そろそろ張り替えるかなぁ。
柔らかい材質には
液体ゴムを使います。幌布の補修にはこれ定番でなかなか良いです。今回使ったのは、「ゴム製品補修剤 黒ゴム接着剤」。
ゴム製品補修剤 黒ゴム接着剤
品名: 合成ゴム接着剤
成分: 合成ゴム(40%)、有機溶剤(60%)
製造メーカ: (株)テロソンコーポレーション
特徴
ゴム、キャンバス布、皮革、織物及びプラスチックの接着充填に最適
乾いてもゴムのようなしなやかな仕上がり
用途
(クルマ) 窓ガラス、ドア、トランクまわりのゴムシール、プラグコードなどの電気コードの絶縁、ディストリビュータの防水
(家庭、スポーツ) 電気コードの絶縁及び補修、雨靴・運動靴・ボールの穴の充填補修
というものです。
分類上は「合成ゴム系接着剤」になるんですが、乾燥後はホントにゴムみたいになって普通のゴム系接着剤のように高温でネバネバになったりしませんです。
普通のゴム系接着剤(ボンドG-17等ね)は、充填用途にはちょと使いづらいですし、真夏の炎天下で溶けてネバネバになるのでお薦めできませんです。同じゴム系接着剤だからダイジョブか・・・と思って使わないようにね。
ただし、コレ、真っ黒な色なんで黒幌しか使えません〜。タンやその他カラートップな人ごめんね。
では、補修(^ ^)/
下から懐中電灯で照らしてます。ちょこと穴が開いてるの解りますでしょか?
ちっちゃい穴開き。右は中から見たとこ=ほつれてますね。
内装側に垂れてこないようにガムテープで目張りしておいてから、液体ゴムを少しだけ穴に充填してやります。はみ出した分は拭い取ってやると綺麗にいきますよ〜。
左:内側の目張り。 右:液体ゴムを塗ったとこ。
ついでに幌末端ドアガラス上端部分の折れにも塗り込んでいます。
⇒
左:塗る前 右:塗布後
質感的には上画像のようにテカリの無い幌布に対して、液体ゴムは少々テラテラした質感です。色も真っ黒ではない幌布に対して液体ゴムは黒々な感じ。そういうのが気になる人は、ちっちゃい穴の補修はOKですが、幌末端部分みたいに目に付き易いとこはやめた方がいいかも?です。
友人の車両が、車上荒しに幌切られて皮革用の丈夫な針と糸とこの液体ゴムとで補修します(背面補強にテント用の当て無布も使用。この話はまたレポートしますね)。30cmくらいのT時型の切り裂きを補修してすでに2年くらい経てなんともないので、液体ゴムの耐候性は充分あると思いますよー。
28Dec'03