スカッフプレート(純正オプション)の角の下が錆びてきました。
てなわけで、分解修理。
乗る度に目に付くので、気になるのですよね。
外し方
スカッフプレートは前後が内装で押さえられているので、まず内装のプラを外します。前後押さえられていますが、前側だけ外せばOKです。後ろでもいいんですけど、前の方が簡単にはずれます。
スカッフプレート上面に見えているビス(タッピングです)4本を外します。
これで外れてくれると楽なんですが、この状態で引っ張ってもスカッフプレートが歪むだけなので、無理に引っ張ったりねじったりしないように。
スカッフプレート内側前端に何かを挟んで持ち上げてやります。そのままだと奥が暗くて見えないので照明が必要。
ここでは、丁度LED懐中電灯がいい太さだったので、挟み物&照明にしています。
奥に両面スポンジテープが見えるので、カッターの歯を長く伸ばして2枚下ろしにして行きます。
20年以上張り付いているわけですから、すさまじくがっちり張り付いていて、剥がすのはちょっと無理です。
段々裂いていくと、スカッフプレートも楽に持ち上がるようになってきます。
全部裂いてやれば、スカッフプレートが外れます。
ただ、カッターで作業するので、気を付けてもどうしても塗装を削ったりしますので、全くボディ側に傷を付けずに外すのは、かなり難しいと思いますです。
付け戻すなら気にしなくていいですが、撤去して純正のプレート(樹脂の細いプレートが標準状態)に戻したい場合は、ある程度タッチアップ塗装の覚悟は必要かも。
今回は、錆を埋めたら戻すので、問題なし(それでも丁寧には作業してますけどね)。
錆補修(これはオマケかな)
乾電池電源のミニリュータで削ってみました。
広い面積には向かないですが、これくらいの凹んだ錆部分には丁度良かったです。
削り終わった状態。
この後、パーツクリーナで汚れを徹底的に落としてます。
使うパテは2液混合のもの。HoltsのMH155です。だいたい¥1,000.-くらいで売ってます。こういう用途にはピッタリ。
2液混合タイプは、化学変化で硬化するので、硬化後に痩せません。あとで綺麗な平面に削るのは面倒なので、ヘラ状のもので、固まる前に平面にしてやります。
硬化待ち中。
けっこう傷だらけですね。この後2000番のサンドペーパーで面出ししました。ただし、広く塗るのは難しいので、なるべくパテ近隣だけを削るように注意して作業してます。
塗装は綺麗に塗るのは難しいので、なるべくタッチアップの領域で収めたいためです。オリジナルの塗装をなるべく残したいですしね。
はい、完成(ぉいぉぃ)。
使ったのはMAZDA純正のタッチアップ塗装。タミヤ模型の塗料ビン(ビンだけ売ってます)に移し変えて保管してるんですけど、それでも揮発して硬くなります。
ラッカー用の薄め液(これも模型用)で、粘度を調整して、面積に合った筆(これも模型用に色々売ってます)で塗ってやると綺麗に仕上がりますです。
17Apr'12