MAZDAの正式名称は、「シール、バンパー」。味も素っ気もないですが解り易い。一般的なアフタ品では「クーリングパネル」とか言ってますね。
さて、これ、NA6CEだけの話題です(^ ^; MAZDAに正式名称があるのは、NA8C以降で純正装着されてるからです。付いてないのはNA6CEだけ。ナニモノかと言うと、画像の赤丸の部分を塞ぐフタです・・・それだけ。
この穴を塞ぐのが「シール、バンパー」
何のため(・・?
まず、高速走行時。シールが無いと図のようにラジエタの抵抗で走行風が穴から逃げます。つまりラジエタを通過する外気が減るので、冷却能力がその分だけ落ちますです。
次に、低速走行時。電動ファンが稼動すると、ラジエタを通過して熱せられた空気がクルンッと回って再度ラジエタ通過して・・・となるので、これも冷却効率が悪くなりますです。
つまり、この穴に風は通って欲しくないので、塞ぎましょうってことです。
NA8CからMAZDA純正でシールが採用されているので、コスト掛けて塞ぐだけの意味はあると思われますです。メーカはコストきついので余計なモノは付けないですのでねー。
ちなみにNA8Cからはラジエタ下端とアンダパネル間も空気が漏れないようにスポンジテープが張ってあります=ただし、もろもろになって役に立ってない状態がほとんど。気になる人は張り直してね。
付ける(^ ^)/ その1純正品
一番簡単なのは、NA8Cの純正品を使うこと。軟質プラスチックのペナペナなものです。
NA8C Sr1.5(Ser#300001〜310000)の'96年3月発行パーツカタログを見ると
部品名称 |
希望小売価格 |
部品番号 |
必要員数 |
シール、バンパー | ¥400 | NA75-50-0K7A | 1 |
ファスナー | ¥50 | NA01-56-145 | 4 |
注:品番の間違い等は責任もちませんので、参考程度によろしくです。
安いです・・・。9年前として(今は2005年)、1.5倍に値上りしてるとしても安い(^
^;
これを使うのが最も簡単です。ただし、NA6CEの前記型にはファスナの合う穴がありません。NA6CEの後期型は穴があるという話を聞いていますが、未確認です。ファスナ無しで、強力両面スポンジテープで固定するのが、簡単で綺麗にいくと思います。
NA8C純正の「シール、バンパー」
付ける(^ ^)/ その2作る
私の場合、暇ついでに作りました。材料はホームセンタで良いものが無かったので、東急ハンズで軟質のプラスチックで梨地仕上げの丁度良いシートを見付けました。
見付かったので、作ったようなもので、無ければ純正発注してたと思います。ある程度熱くなるとこなので、エンビ等ではまずいでしょうし・・・。ただ、このプラスチックシート、¥700程度はしたので材料だけで純正品より高いです(^
^; 他にも使えそうなので大きなシート買ったついでに作ってるというのもありますです。
作り方は、塞ぐ穴の左右寸法を概ね合わせて切っておいたプラスチックシートをバンパ固定ネジを緩めた下に挟み込んで固定し、現物合わせてハサミで切るだけです(^
^)
前端はバンパで押さえてます。後端は両面スポンジテープで固定します。
画像は完成状態。ほとんど純正みたいなもんです。苦労する価値はありませんね(^
^ゞ
付ける(^ ^)/ その3社外品
見た目・・・な方は、社外品をどうぞです。アルミ、ステンレス、カーボンと色々売られています。値段も¥6,000〜¥10,000オーバまで色々。機能は純正品と同じですので、価格が高いのは純粋に見た目に貢献する分だけです・・・。
どうもちょっとねぇ・・・
付けて明かに水温が下がった・・・なんてことはないですが、メーカが付けて来たものですから、付けた効果はそれなりにちゃんとあると思いますです。純正品or自作なら安いしね。
09Jan'05