CUSCOロアアームバー・Ver.1フロント

リフトで上げたついでに撮影 NA8Cになって、 フロントにもサブフレーム間を結ぶパフォーマンスバーが追加されました。

ロアアーム後端のピポッド間を結ぶような位置になります。
これもサスペンションが激しく動いた時のサブフレーム(サスペンション・アームがボディ側に固定されているとこ)のねじれ防止用でしょう。
リアもそうですが、ロアアームバー付けてもボディ剛性は全然関係ないです。あくまでサスペンションの取りつけ剛性。論理設計値通りにサ スペンションを動かしたいので、取りつけ部はねじれて欲しくない=ならば補強!


フロントのサス取付部の剛性が弱いという話は、聞いた事がなかったんですが、図に書いてみると確かにサブフレームの形状がコの字型で 後端は開いたまま。しかもそこにロアアームの後ろ側のピポッドがあるんですね。
力かかると確かにねじれそう。

こうなると思う 図の赤い矢印方向へゆがむことが考えられます。

CUSCOのロアアームバーのフロント用は今回使用したVer.1の1本棒タイプ(NA8C純正と同じ)とX型のVer.2があります。
純正が1本棒だし、Ver.1は安いのでVer.1にしました。

リア用と同じく約¥6,000です(NA6CE前期型&後期型共通)。


取り付け

8mmボルト用のスパナ1本でOK! しかも、ジャッキアップ不用です!
車の横に寝っ転がると手が届いちゃいます。
付属の座金(鉄板にネジが切ってあるだけ=思いっきり締めるとなめそうで締めるの怖いです。もうちと分厚い板にしてくれ> CUSCO)をロアアーム後側のを受けているサブフレームの肉抜き穴に挟みこんでロアアームバーをボルト止めするだけです。
作業時間20分程度ってとこで、誰でも出来ます。

ボディサイドより、その1 ボディサイドより、その2
この位置ですから手伸ばせばOKです。

車体下面への出っ張りは、右写真のようにシャーシ下面左右を前後に走る四角い補強 と同じくらいの高さです。ただ、取り付けがサブフレームのサスアームを取り付けている部分なので、車高の低い車両に取り 付けて段差なんかで引っ掛けると被害がでかいかも?


効果は?

最初はリアと同じくグ〜〜とコーナリングして実験してみたんですが、?でした。
おやぁ、やっぱりFRのリアは効果有るけど前はあんまり関係ないのね。っと思ったんですが、コーナリング時って当たり前ですがリアの方が大変なわけです。最後にリアが滑るんだもんね。
では、フロントは...、効きました違うシチュエーションで!

うねりや轍で車の挙動が乱れると修正舵を当てるわけですが、バー無しの時は、スッと修正しても不感帯があって、その後舵が効く。で、不感帯の分だけ余分に切ってしまっているので、また逆に切り戻すことってありますよね。
バー付けた後、うねりでちょい右に持っていかれて、いつものように修正したんですが、 ノーズがピッ!と追随してくる んです。
お〜!って感じ。
不感帯が減ってさらにクイックなステアリングになりました。

ただ、付けた直後、神奈川まで500kmの高速ドライブをやったんですが、雨&夜と条件が悪かったってのもありますが、ううう クイックすぎるど〜、と泣き入ってしまいました。
(500kmで疲れただけとも言う。 mhoohm<-まず補強がいるのはこいつかも?)。

でもーだんだん慣れてきて、わからない状態です、今(^-^;)。


26Jan'08追記


車高調整式の足に変えて、車高落としてあちこちのコースを走った結果、擦ってザクザクに・・・。
余分な出っ張りを切り取ってみました。少しはマシかな?


NA8C純正のフロント・パフォーマンス・バーが付けば最も最低地上高を失わないのですが、NA6CEの前期型(シャシ番号100001〜200000)のクロスメンバーには、同じ位置に穴は開いているのですが、M8のボルトがすっぽり入るくらいの穴でしかも袋構造なため、ナット止めも出来ません(NA8C純正バーを当てて位置を確認。クロスメンバーはパーツ・カタログで確認)。

ガッツリ引っ掛けて曲がったりしていますので、社外品のものを装着して車高を落とす場合は、CUSCOのもののようにアルミ製の方が、いざというときに割れてくれていいかもしれません。その点を考慮して、ボルト止めのナットのワッシャは、径の大きなものに交換せずCUSCOの製品に付いてきたものをそのまま使っています。

 

26Jan'08,13Jun'99

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