CUSCO製の1WAY L.S.D(型式: LSD119AタイプA)ですが、通勤使用で約10,000km走行というふれこみの物を入手装着。その後約30,000km走行しました。
ジムカーナ練習会を主催しだして、ゴリゴリ走ってた時期なんで街乗りよりは相当ハードな使用条件(Sタイヤもちょこっと履いてたし)。
そして舞洲(大阪の埋立地)でのジムカーナ練習会で右旋回高負荷時にゴゴゴゴゴ〜と異音発生(X
X)。
デフOILの交換で逃げれる・・・かなぁと現実を直視しないようにしたのに、ダメ出しの破片ぐぁ(笑)
ドレンボルトのマグネットに摩擦板の縞々模様がハッキリ確認できる破片が吸い付いてました。
コリはダメだ(泣々)
で、オーバーホールなんですが、歯当たりを自分で調整する自信はないのでSHOPに依頼しちゃいました。ですんで、あんまし書くことないです〜。
今回も近所なんでTuckin99に依頼。
リペアキット (LSD 001 02) | (別途入手) 約¥15,000.- |
CUSCO製LSDオイル | (別途入手) ¥1,800.- |
工賃 | ¥35,000.- |
合計 | 約57,000.- |
オーバホールキットはそれぞれのLSD専用の物が必要です。
キットの内容はどこのメーカのどの品種でも似たようなもんでしょう。CUSCOのキットは、摩擦板(フリクションプレート)の外爪タイプと内爪タイプ、スプリングプレート(画像右端2枚)で構成されてます。
リペアキットの摩擦板は、プレッシャーリングの磨耗分だけ多めに入れて調整したり、イニシャルトルクの設定を強くしたりするために必要枚数より多めに入ってます。
今回はイニシャル9kgくらいで組んでもらったんですが、数枚余りましたです。このへんの枚数の調整も自分で出来ないですよねぇ(組んだりばらしたりしてイニシャル見ながら枚数決めればいいだけど・・・)。
割れた部分は摩擦板の外爪部分(左側画像の摩擦板の出っぱってる部分=赤丸部分)でした。オーバーホール中にもう1爪分破片出てきました。無理せずすぐオーバーホールして正解〜。破片が出てきてリングギアに噛み込んだら怖怖です。
摩擦板自体はそれほどの磨耗も無くまだまだ使えるくらいの減りだったそうですが、爪が割れるとはねぇ。まぁ、使い方が使い方だからか、トホホォ。
ちなみにオーバーホール後は新品時と同じで慣らしが必要でっす。CUSCOのマニュアルには「低中速で小さな回転半径を描きながら慣らし運転を行って下さい」と書かれてます。真っ直ぐ走るだけだとLSD働かないので、曲がって慣らしてねってことね。普通に無理せず街中走れば大丈夫、最初のOILは1,000kmくらいで交換しましょ。
23March'02,17Nov'01