やっぱりスカートは短い方が(^ ^)・・・の話ではありません(爆) ショート形状なダンパの話。
Q&Aでも書いてますが、ロドスタのリアはストロークが少ないので車高を落とすと厳しいです。
じゃぁ、どれくらいストロークは辛い状況か (@_@)?を画像で見てみましょね・・・ってだけのページです〜。
ということで、NPGを参考用に撮影してみました。NPGはショート形状&ショートロッドな短いダンパです。純正より車高を落とした位置が標準となるように短いわけです。
下の画像の車高はNPGのレポートの状態よりかなり低く、ジムカーナ練習会で主にセットする走行性能でのCut&Tryをしている車高です。コースジムカーナでリアを粘らせたいため、リアをフロントより僅かに低めにしています。車高はその都度コースによって前後の高さを変えて特性変化させてるので、一定ではありませんです。
これくらいな感じです。車高は、まぁどうでもいい人なんでちゃんと測ってませんが純正より4cmくらい下がってると思います。
フェンダ部分でタバコ箱計測画像は以下(^
^;
実際はジャッキアップポイントのボディ下端で車高の状態を測っています。フェンダでどれくらいになるかは成り行きです(爆)
左:フロント 右:リア
で、この状態だとショートなダンパのNPGでも、ストロークは1Gの静止状態で上画像のようにバンプ・ラバーまで2cmあるかないかです。
サスアームのレバー比が1.4ですので、
2[cm]×1.4 = 2.8[cm]
で、バンプ・ラバーに当たります。ラバーに当たると乗り心地だけじゃなくて、そこからロールが止まってタイヤに負担がかかるので、一気にブレークします(NPGは柔らかいウレタンのラバーだからNA純正のゴムよりかなり良いけど)。フルボトムさせてラバーに当てることのないように足を考えるのが基本です。
これが純正長のダンパで車高を落とすとですが、下の画像はNBのビルシュタインとNPGのASSYの比較です。NPGと同じくらいビルちゃんで車高落とすとストロークは残らない・・・でしょうねぇ。
それに純正ダンパで車高を落とそうと思うと、乗り心地を考慮した柔らかいファッションスプリング(俗に言うダウンサス)になるので、直巻きバネのNPGより大きくストロークします・・・。より底付きし易いってことですね(Q&Aにも同じネタがあるよん)。
左:フロント(NBビルシュタインとNPG) 右:リア(NBビルシュタインとNPG)
ロアブッシュ中心よりシェルケース上端までの長さ
ダンパ品種 |
フロント [mm] |
リア [mm] |
NBビルシュタイン | 350 |
250 |
NAビルシュタイン | 330 |
245 |
NPG | 300 |
215 |
メジャーで測ってるので多少誤差有り〜
車高を落とす場合、ストロークに1cmでも余力があるかどうかがとってもシリアス。
走行性能or見た目で車高を落としたい場合は、ちゃんとショートケース&ショートロッドなダンパを使いましょう〜ということでした。
07Feb'03,19Jan'03,07May'02