取り付け方法ノウハウは(c)二宮さん
車載ビデオは長い間撮りたいなと思っていたんですが、色々と機材が大変だしーとウヤムヤにしてました。
で、先日の名阪E練習会で友人のビデオマニア(笑)な二宮さんが、「ちょっと着けてみます?」と貸してくれて・・・面白かったです(^ ^)。
昔覚えたソーイングの癖が抜けてないのは解るわ、シフトに一々ニュートラルに戻してるわ(^ ^;、いやぁ無意識に色々やってるもんです。
これは、運転の反省にとっても良い〜♪と言うことで、即断導入決定♪(mhoohmjw
← 単純な人)
機材を揃える
・カメラ本体
当然私は中古(笑)。車載の場合、高価な最新機種にして振動で壊れると、かなり悲しいってのもあります。
Hi8(8mmビデオ)とデジタルビデオの選択肢があります。Hi8はすでに過去の規格で店頭はもうデジタルビデオに切り替わっています。二宮さん曰く、Hi8では前走車の車種判断さえ、ちょっとしんどいし、デジタルビデオとは明かに画質に差があるので、少々の価格差であればデジタルビデオにしなさいと言われまました。webのビデオ関係のHP見ても、Hi8からデジタルビデオへの移行期の記述で、「画質の良さにビックリした」・・・て記事散見されますです。
ちなみにYahoo!オークションで、そこそこバッテリィが生きてる&それなりに付属品が揃ってるという条件で、
Hi8 ¥10,000.-〜
デジタルビデオ ¥15,000.-〜
という感じでした。あえてHi8を選ぶには価格差が少な過ぎる感じですねぇ。ですので、二宮さんの助言に従って、とりあえずデジタルビデオカメラを選択。
web上を検索していて便利なHPも発見。どうやっているのか不明ですが、Yahoo!でのビデオカメラ関連の落札価格が網羅されています。この情熱はどこから来るのか・・・しかし便利に使わせて頂きました。感謝多々v(^ ^)v。ココ → SelWorldのココ→ オークション落札価格機種名一覧
で、買ったのが「SHARP 液晶ビューカム VL-DC1」。
初期のデジタルビデオカメラで、LPモード(1.5倍モード)ありませんし、コンピュータに接続するファイヤワイヤ(IEEE1394)インターフェースもありません。ただし、安い。概ね¥15,000.-くらいが妥結金額相場でした(2003年4月の話)。デジタルビデオのカセットは80分ですので、サーキットを長時間連続走行する場合以外はLPモードが無くても大丈夫かな?です。コンピュータに動画保存してweb等で使いたい人は、IEEE1394付きがいいですね。
・固定のためにその1(クランプヘッド)
カメラ用三脚の老舗SLICKから発売されてる「クランプヘッド45」を使います。これも二宮さん曰く、「一番しっかりしてて信頼出来る」です。3種類のサイズ32(対応パイプ径22mm〜32mm)、38(対応パイプ径28mm〜38mm)、45(対応パイプ径35mm〜45mm)が発売されています。一番大きな45を使います。JAFのロールバー規定におけるパイプ径の仕様は38mm×2.5mmと40mm×2mmなので、クランプヘッド45ならパッドを巻いたロールバーでもクランプOK〜。
本来はカメラスタジオのポールにカメラ台が必要な時に使うものです。
・固定のためにその2(対面アングル)
液晶ビューカムには撮影時に、液晶を撮影者側に向けて三脚を使用出来るアングルが発売されています。これを使うと便利=これも二宮さんの実験成果。VL-DC1に適合するのは、「対面アングル VR-FA85」。
現在のビューカムはこれがいらないみたいで、もうカタログには載ってないそうです。対面アングルには、VR-FA90(コの字形状の上下の幅が大きい)とVR-FA85があり、VL-HL15あたりの機種からは85でOK。昔の大きなビューカムは90でないと入らない・・・んだそうです(詳細は資料がないので解らないです・・・)。とりあえずVL-DC1以降は85でダイジョブ。
・ワイドコンバージョンレンズ
ロドスタは車内が狭いのでビデオカメラを最大広角側(最も広く左右が写る状態)にしても、フロントガラスの左右までかなり足りない写り方しかしません。シフトノブもぎりぎり写るか写らないか。 大きなサーキットなら前は写るのでなんとかなるかな?ですが、ジムカーナだと左右が写らないのは、どう走ってるのか解らないです。 で、レンズの前に捻じ込むとさらに広角になるワイドコンバージョンレンズを買おうかと思っていたのですが、純正のワイド側を見慣れると室内と路上の遠近感がちょうど見易いので、ワイドコンバージョンレンズは買わないままになっています。 |
||
ワイドコンバージョンレンズ無しで最も広角側の画像 |
08May'07追記
結局ワイドコンバージョン・レンズは、買わないままです。ワイドを使った画像も見たのですが、使わない方が自然な画角範囲な気がします。
今の所、かかったコストは
SHARP 液晶ビューカムVL-DC1中古 約¥16,000.-
スリック クランプヘッド45 約¥9,000.-
対面アングルVR-FA85 約¥2,400.-
合計¥28,000,-くらい (2003年4月時点)
さて、固定
対面アングルをクランプヘッドに固定して、そこへビューカムを取り付けます。
うちのはロールバーが無くて純正のブレースバーだけなので、ブレースバーに固定しました。
対面アングルVR-FA85をクランプヘッド45にセットしたとこ |
ブレースバーに固定したとこ |
純正ブレースバーは角断面で、クランプヘッドのクランプ面が4面固定なので、かなりしっかり固定できます。パッドを巻いたロールバーの場合パッドがずれないようにかなりしっかりネジ締めないといけない鴨?です。
対面アングルを使用してるので、液晶画面が手前を向いてるでしょ(^ ^) これで車内側からカメラの状態が確認出来ます。角度決定やカメラ操作が楽でっす。
使ってみると〜
対面
液晶が大きくて、車両前方に向けられるのはとても便利です。どの範囲が写ってるのかすぐ解りますし、動作メニューも大きくでてるので解り易いです。
ブレ
VL-DC1の場合、三脚固定ネジがカメラの重心からかなり横方向へずれた位置にあります。で、黙ってると気付かないのですが、その気になって見ると、対面アングルで固定されてる側を軸にカメラレンズ側が上下に揺れてるような感じが微妙にします・・・。
黙ってると解らないので、気のせいレベルではありますが(^ ^;液晶ビューカムは、カメラヘッド部分だけがくるくる回るので上下方向の角度調整はとっても楽。ただ、振動で勝手に回って角度が変わるんじゃないか?と思ってたんですが、コースジムカーナで縁石踏みまくっても大丈夫です。カメラヘッド側は軽いので、そうそう簡単に角度変わらないみたいです。
ビューカムでこれを心配されてる方、ダイジョブです!
オートパワーオフ
カメラモード(再生時はビデオモード)にして録画してない状態にしてると数分でオートパワーオフします。バッテリィのもちを考えると良い機能なんですけど、コースのピットロードで出走待ってる時にオフするんですよ(^ ^;
そうなると4点ベルト締めたまま、体捻ってカメラのパワースイッチをカメラ→OFF→カメラとしないと再度ONしません・・・しかもロック付きにスイッチをグローブ嵌めた手で・・・うぅ〜。
けっこう辛いですコレ。
リモコン
当然リモコンがないと、4点締めた状態で後ろ向いて・・・グローブ嵌めたまま・・・、細かいスイッチを操作・・・しないといけないです。リモコンは必須ですよー。
カーバッテリーチャージャー
バッテリィはジムカーナ練習会で断続的に使うと、概ね1日使えます。
ただ、充電ちゃんとして無かったとか(爆)、コマメにOFFしないといけないプレッシャが面倒なので、専用カーバッテリィチャージャ(VR-CH83)買いました。
- バッテリィパックの充電
- カメラへの電源供給
両方に使えます。
わざわざ充電することもないので、そのまま電源としてカメラ使ってます。バッテリィを気にしなくていいので楽ですし、オートパワーオフした時は手元のシガーソケットを抜き差しするだけでカメラONに戻りますので、とてもいいですよ(^ ^)
SHARPカーバッテリーチャージャー VR-CH83
08May'07,04Sep'04,20May'03